黒蘭の蔵

気に入ったもの、気になったものを放り込んでおく蔵
2012/03/15(木)
※2012年4月11日 追記有り

困難かと思われたチャレンジモードも思いのほかスムーズにクリアできたので感想を。
総プレイ時間10時間以上、オール3つ星クリア、トロフィーコンプリート。
そんな人の感想です。



『エスケーププラン』は、謎の施設に囚われているリルとラージをタッチ操作で導きながら、全78部屋を脱出して行くアクションパズルゲーム。
部屋には脱出の妨げになる障害物やワナ、敵などが配置されているものもあり、ワナに触れたり敵の攻撃を受けたり、単純に穴に落ちたりすると死亡、リトライとなります。
リルとラージはゴムかビニールの袋のような外見で、死亡演出の中にはその袋が割れてインクが飛び散るような表現のものもあり、人によってはグロテスクに感じるかもしれません。

部屋の脱出に成功すると、アクション回数やクリアタイムで最大3つの星で評価されます。
評価が低くても再挑戦できますし、もちろん次の部屋に進むこともできます。
また、部屋を攻略中でも難しいと感じた場合、スタートボタンを押すことで呼び出せるメニュー画面から次の部屋へスキップすることもできます。

各部屋のクリアには前半では10秒前後、後半になるにつれて部屋も広くなり、多くの操作を要するものも増え、1、2分以上かかるものもあります。
部屋開始前のローディングは若干長く感じました。


操作はほぼタッチによる操作となります。
前面タッチスクリーンでは、リルとラージの顔あたりをフリック(指でサッと弾く、スライドさせるような操作)することでその方向に歩かせたり、障害物をタッチすることで奥へと押し込んだり、巨大ファン(換気扇)を指で円状にドラッグ(スライド)することで回すことができます。
背面タッチパッドをタッチすることで、部屋の壁に収納されている足場を飛び出させたり、ヒツジと呼ばれる生き物を床のスイッチに誘導させるために追いやったり、敵をワナの近くにおびき寄せたりすることができます。

前面と背面、両方から挟むピンチ操作もあります。
リルはコーヒーを飲むことでテンションが上がり(?)、リルをピンチすることでダッシュさせることができます。
また、同じように部屋のパイプなどから漏れている空気を吸い込むことでふくらみ、上昇することができますが、その状態でリルをピンチするとオナラをさせる感じで空気を抜くことができます。
ちなみにふくらんだリルはVitaを左右に傾けて操作することになります。

複数の場所を同時にタッチする、マルチタッチを活用する場面もあります。
例えばパイプにあいた穴から有毒ガスが漏れている部屋では、その穴を指で押えたまま、リルたちをフリック操作して歩かせるといった操作が必要になります。

タッチ操作はやはり画面が見づらくなるのが難点ですし、マルチタッチが必要な場面では尚更ですね。
背面タッチもなかなか狙ったところをタッチできなかったり、背面タッチパッドの大きさと前面スクリーンの大きさが違う(タッチパッドの下が短い)ため、やや感覚的にズレを感じたりもしました。
カメラをズームすることで失敗を少なくすることはできるかもしれません。

カメラ操作はデフォルトで、左アナログスティックの上下でズームイン・アウト、右スティックで部屋の上下左右を見るという形になっています。
設定で逆にすることもでき、私は左で上下左右にしました。
左手で保持して右手でタッチというのが基本だったので、左スティックで眺めるほうが楽でしたね。
ただ人によるかもしれませんが、Vitaの重みもあり、片手で持つのは疲れるかもしれません。


※2012年4月11日 追記
パッチデータ1.01により、部屋クリアの評価はアクション数は関係なく、タイムのみでの評価となりました。


ちょっと上に戻って、部屋クリア後の評価を上げるためにはアクション数を抑える必要があります。
アクション数は誤操作でも1回とカウントされます。
背面タッチパッドの隅に誤って指が触れたり、フリック操作がうまくいかずリルたちが移動しなくても「1回」と見なされます。

ただし、タッチスクリーン(背面タッチパッド)から指を離さない限り「1回」とカウントされることはないようです。
例えば、障害物を奥へどけるためタッチして、リルをフリックして歩かせるという、本来なら「2回」の操作を、タッチしたまま指を離さずリルのそばまで持っていってフリックすることで「1回」にすることができます。
さらに上の例で厳密に言えば、部屋を出るまで一度も指を離さなければ「0回」と判定されます。
背面タッチやピンチ操作、マルチタッチが入るととたんに面倒になり、部屋によっては画面が見づらくもなりますが、評価を上げるためには覚えておいたほうがいいと思います。

私は評価を3つ星にするまで次の部屋には進まないようにプレイしていたので、全ての部屋をクリアするまでに7時間ほどかかりました。
評価を気にせず脱出するだけならもっと早くクリアできると思います。
とは言え、操作のタイミングが重要になる部屋もあるので、試行錯誤と再挑戦を繰り返すことも覚悟しておくべきですね。


チャレンジモードでは、リルとラージ2人の合計死亡回数が20回未満での全部屋クリアを目指すことになります。
ストーリーモードをクリアしていればそれなりにスムーズに攻略できるかと思います。

各部屋クリアごと、または死亡するごとにオートセーブされるので、失敗しそうだったらメニューからリトライするなり、PSボタンを押して一旦ゲームを終了させるなりすれば死亡回数を抑えられるかもしれません。
タイミングやジャイロ(傾き検知)での角度が重要になる部屋もあるため、ストーリーモードでステージ選択して練習しておくのもいいですね。
ちなみに私は合計死亡回数10回ほどでクリアできました。


タッチ操作では画面が見づらくなったり、背面タッチ・ピンチ操作でのズレなど、Vitaのタッチ機能を活用するためかえってもどかしく感じる部分もありますが、アクションパズルとしてなかなか楽しめるゲームだと思います。
モノクロの世界とキャラクターは不気味でもありユーモラスでもあり、聞き覚えのあるクラシック音楽のBGMもどこかノンキな雰囲気を感じさせます。

1500円という価格は、個人的にはギリギリセーフ(笑)ですが、やや高めに感じる人も多いかと思います。
ダウンロードコンテンツの配信も予定されているそうなので、購入を検討している人は今後の情報を待って判断するのも“有り”でしょう。

あとどうでもいいですが、エンディングのスタッフロールが長かったです。
触らずにほっといたら自動スタンバイになってましたw




関連記事:
PSV『エスケーププラン』をクリア/2012年3月12日


2012年4月11日 パッチデータ1.01での評価システム変更を追記。

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 黒蘭の蔵 All rights reserved. | 

 / Template by パソコン 初心者ガイド