黒蘭の蔵

気に入ったもの、気になったものを放り込んでおく蔵
2011/08/21(日)
トロフィー「ザコ敵を合計5100人倒す」といったものがあと一つ残っていますが、時間をかければ取れそうなので、一応完全終了(予定)ということで感想を書いてみたいと思います。

Wii『ノーモア★ヒーローズ』未プレイ、PS3『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』クリア済み。
難易度「MILD(ノーマル)」、「BITTER(ハード)」、「VERY SWEET(ベリーイージー+セクシー)」をクリア。
総プレイ時間、27時間以上プレイした人の感想です。

なお、本作はモーションコントローラーPlayStationMoveに対応していますが、私は持っていないので未評価となります。


アクションや物語は「英雄たちの楽園」と同じものですが、改めて感想を書いていきます。

本作はビーム・カタナを操るトラヴィス・タッチダウンを操作し、殺し屋ランキング10位から1位までのライバルを倒していくアクションゲーム。
アクションは連続攻撃やジャストガードからのカウンター、溜め攻撃、プロレス技など、色々と使いこなせるようになると気持ちよくプレイできます。

「英雄たちの楽園」をプレイしたときは気づかなかったんですが、ボス戦でも結構ガードからのサイドステップや溜め攻撃が使えたりするんですね。
以前「英雄たちの楽園」の感想で「冗長に感じる戦闘もある」と書きましたが、そういったテクニックを活用してなかったからですかね。

とは言っても、ボス戦に至るまでのステージをザコ敵を倒しながら進んでいくのは、人によっては単調で冗長に感じるかもしれません。


物語に謎や伏線といった深いものは少なく、「お約束」的ではあるけど唐突な展開を、勢いというか“ノリ”で進めていく感じだと思います。
B級映画チックでおバカなノリが楽しめる人には良いでしょうか。

トラヴィスと個性的なキャラクターたちとの会話はクールなやり取りが多く、映像の演出の部分で面白い場面もありました。
なお、本作の言語は英語音声・日本語字幕のみとなっています。


「英雄たちの楽園」から改善された部分を。

HDDへのインストール必須となり、ローディングがだいぶ早くなっています。
せっかちな人には10秒程度でも長く感じるかもしれませんが、「英雄たちの楽園」経験した者としては格段に早くなった印象です。
ゲーム開始前、セーブ中の時間、スコアアタックモードの一部で、まだ少し長いように思いますね。


サイドミッションでも短縮された部分があります。

「ノーモア★ヒーローズ」ではお金を稼ぐために、表・裏のお仕事ミッションを請け負うことになります。
「英雄たちの楽園」では紹介所で仕事を請け負い、サンタデストロイの町をミッション開始地点まで移動してミッションに参加します。
ミッションに失敗すると開始地点に入る前まで戻され、再び入り直す必要がありました。

本作では、初めての仕事では町を移動してミッション開始しなければなりませんが、2回目以降は紹介所から一気にミッション開始することができます。
ただミッション終了後はその開始地点に移動した状態になっているため、再び仕事を請け負うためには自力で戻らなければなりません。
バイクは紹介所などに置いたままになっているため、そのたびごとに友人のビショップに持ってきてもらわなければならないのもちょっと面倒です。

ミッション失敗からのリトライは外に出されることはなくなり、ミッション開始前のビーム・カタナを構える演出から再開できます。
これもわずかですが、その演出後のカウントダウンから再開するほうが良かった気がします。

「英雄たちの楽園」と比べればだいぶ快適になりはしましたが、ちょっと惜しいといった感じです。

ちなみにお仕事にはいくつか新たに追加されたものもあり、表の「猫レース」はかわいくて良かったです。
裏の金稼ぎ用ミッションの追加もありがたい。


本作はレーティングが「Z」となり、人体欠損、出血表現があります。
欠損表現に関しては、最初見たときは結構ビビりました。
特にボスの何人かはかなりエグい表現になっており、ゲームキャラ、CGっぽさは残ってるとは思いますが、苦手な人は苦手でしょうね。

出血に関しては、画面に血のりが付くといった演出もあるため、画面が見にくくなるのが難点でしたね。
欠損表現もそうですが、そういったゴア(残虐)表現のオン・オフがオプションで選べれば良かったかもしれません。


追加要素として、本作に登場するすべてのボスキャラと戦うスコアアタックがあります。
初期のカタナから最後に手に入るカタナまでの4本から1本選び、ボスに挑戦し、結果に応じてスコアが獲得できます。
各カタナにはそれぞれ「倍率」が設定してあり、獲得スコアに影響があるようです。

ですがタイムボーナスの比重が大きいため、より早く倒すために攻撃力が高く、溜め斬りコンボのある最後のカタナを使いがちになるんじゃないでしょうか。
十分やり込んでないんで断言はできませんが、それでもトロフィー獲得条件となる合計スコアは割りとすんなりクリアできました。

ちなみにトロフィーは集めやすいと思います。
BITTERモードクリアや一部のミッションでのS評価など、アクションが苦手な人には苦労するものがあったり、町のゴミ箱に入っているTシャツに見落としが出るかもしれません。


初回生産分ボーナス、ダウンロードコンテンツであるビューアーモードはちょっと中途半端でしょうか。
深い意味はありませんが、もう少し接近して見たかったですね。
あと、深い意味はありませんが、真下から見られるとかね。
せめてアクションしているところをフリーカメラで近くで見れたら良かったですね。
もちろん深い意味はありませんが。


グラフィックに関して、元々がWiiですからそれほど高い期待はしないほうがいいと思いますが、「英雄たちの楽園」と比べてクッキリ鮮やかになった印象です。
ただティアリング(映像の描画がズレて画面がチラついて見える現象)は結構目立ちましたね。


ここまで書いてきてポジティブ・ネガティブ、相半ばする感じですが、個人的には批判として書いた部分でも気になってないところのほうが多いです。
どうせ完全版とするならもう少し詰めて欲しかった、という気持ちからネガティブ部分を書いています。
またついでに、ローディングやミッションの開始・リトライなど、「英雄たちの楽園」の時点で改善しておくべきではないかと、はばかりながら苦言を呈させていただきたいですね。


若干クセのあるキャラクターと物語を楽しめるか、ゴア表現に耐えられるか、それによって評価は分かれるかと思います。
ただ「ノーモア」未プレイだけど興味があるという18歳以上の方には、完全版な上に価格も手頃な本作は良いのではないでしょうか。


関連記事:
PS3『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』 感想/2010年9月4日
PS3『ノーモア★ヒーローズ レッドゾーン』 プレイ中/2011年7月25日


この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 黒蘭の蔵 All rights reserved. | 

 / Template by パソコン 初心者ガイド