黒蘭の蔵

気に入ったもの、気になったものを放り込んでおく蔵
2013/12/11(水)
PS3『パペッティア』の紹介と感想、第2回となります。
2回に収まりませんでした。

うっすらネタバレになり得る記述や画像が含まれるかもしれません。
ご覧になる方はご注意ください。


その1はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その1
その3はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その3



◇ヘッド、ヘッドアクション

人形であるクウタロウはゲーム中で様々なヘッド(頭部)を手に入れ、最大3つまで保持することができます。
ヘッドはヘッドポットと呼ばれるツボや特定のオブジェクト、キャラクターなどをサポートキャラで調べたり、ボス戦を進行、クリアすることなどで出現し、それをクウタロウが拾うことで装着します。
3つ保持している場合は現在装着しているヘッドと入れ替わるため、残しておきたいヘッドがあれば事前に方向キーの左右で他のものに切り替えておく必要もあります。
ヘッドポット等から出現するヘッドはそれまでに入手したものに限られます。



ヘッドはライフとしての役割を果たします。
敵の攻撃や障害物などでダメージを受けるとヘッドは外れてしまいますが、約3秒以内に拾うと再び保持することができます。
外れたヘッドが画面外や穴に落ちたり、時間内に拾うことができずに壊れてしまうと無くなってしまい、3つ全てのヘッドを失ってしまうとクウタロウが1機(?)消滅となりますが、残機(?)があると直前のチェックポイントで復活して再開できます。
残機はムンピーを100個集めることで1機増やすことができます。
残機がないとゲームオーバーとなりますが、ムンピーは十分すぎるほど手に入るので、その心配はまず無いと思います。



ヘッドは全部で100種類あり、方向キーの下を押すことでそれぞれヘッドアクションという2、3秒ほどの固有のアニメーションが見られます。
ステージ内の特定の場所で指定されたヘッドのアクションを行うことで、ボーナスステージへ行けたり、ムンピーやヘッドが当たるルーレットが出てきたり、大量のムンピーを獲得、ボス戦のショートカット(短縮)ができるなど、特別な演出が発生します。

指定の場所で必要なヘッドを持っていなかったり、それ以前に取得していない場合、イベントを見たりトロフィー獲得のためには同じステージを再挑戦することもあるかもしれません。
直前に必要なヘッドが出てくることも多く、イベントを発生させたことの無いヘッドを残しておくと効率的でしょうか。
本編を1周クリアすると全てのヘッドアクションの代用ができるクウタロウヘッドが使えるようになるので、とりあえずクリアするのもいいかもしれません。
ただし他のヘッド同様、出現はランダムになりますが。
1周クリアすると好きなヘッドが持っていけるシステムがあると楽だったかもしれませんね。
ちなみにスタートメニューのヘッドコレクションに未取得のヘッドを手に入れるヒントが書かれています。

ヘッドアクションで発生するイベントには、そのときだけ登場するキャラクターやアニメーションが用意されている演出も多く、また前述の通り、100種類すべてのヘッドアクションが用意されていることから、ここでもやはりそのアイディアと作り込みに感嘆します。


◇ヒーローヘッド――盾、爆弾、フック、ドッスン



100種類のヘッドのほかにヒーローヘッドというものがあり、物語が進むごとに新たな能力が使えるようになります。
ヒーローヘッドは常に所持している状態で、切り替える必要はありません。

最初に使えるようになる盾はL1ボタンを押している間、連続で3回まで敵の攻撃を防いだり、あるいは弾などをはね返したりすることができます。
盾をしまう(L1ボタンをはなす)ことで防ぐ回数が回復します。



続いてボタンで爆弾を投げることができるようになります。
ザコ敵・デクに投げつけて攻撃することができるほか、ステージにある爆弾の印がついているオブジェクトを破壊することもできます。
通常デクを倒すには何度かカリバスで切る必要がありますが、爆弾だと1発で、集団でいる場合はまとめて倒すことができます。

さらにボタンでチェーン付きフックを伸ばすことができるようになり、デクやステージ内にあるフックに引っかけて引き寄せることができます。
引き寄せたデクは気絶状態になり、カリバスで1度切るだけで倒せます。



そしてR1ボタンで重いものをつかんで動かせたり、ジャンプして逆さまに頭突きをする、通称ドッスンができるようになります。
ドッスンはデクに当てることで一撃で倒せるほか、地面を揺らすことで近くにいるデクを気絶状態にすることができます。
また、ドッスンのマーク(ヒーローヘッドのひとつ、レスラーヘッドの顔)のあるスイッチや地面に当てることで道が開いたりもします。

戦闘だけでなくステージでも、これらの能力を使って道を切り開く場面があり、なかなか楽しかったですね。


◇ボス戦

各ステージの最後には大きな布の魔物ボロやクラーケンなどの巨大な敵、そしてムーンベアキングの部下の将軍たちとのボス戦があります。

戦闘は敵の攻撃を見極めつつ回避し、必要な能力で反撃してダメージを与える、といったことを繰り返します。
ボスの攻撃パターンを観察することが重要になりますが、例えば攻撃を回避するのに失敗した場合、再び同じチャンスが訪れるまでやや間が空く場合もあり、人によっては焦れったく感じるかもしれません。



ボス戦の中にはトドメの際に、画面に表示されるボタンを瞬時に押すクイックタイムイベント(QTE)が発生するものがあり、回避の×、攻撃の、ヒーローヘッドアクションが使えるようになると、爆弾の、フックの、力技のR1の入力が求められます。



トドメになるとクウタロウのカリバスが炎を帯びるという合図があり、プレイヤー自らQTEに入ることになるので、それほど慌てることは少ないと思います。
ヒーローヘッドアクションの入力が求められる直前にはクウタロウのヘッドが各ヒーローヘッドに変わっていたりするのもヒントになり、また、ボタン入力の受け付け時間も他のゲームのQTEと比べると若干の余裕があるように感じました。


◇キャラクター、アニメーション



登場するキャラクターは全て、木や布、金属などで人工的に造形されたような人形の姿でデザインされています。
クウタロウやピカリナのような小さな木の人形、月の魔女エズマー・ポッツやタイガー将軍などの大きな木の人形、ブル将軍やホース将軍のような金属でできたような人形、デクやムーンベアキングなどのぬいぐるみ、さらには海神ポセイドンのねぷた(ねぶた)のようなもののほか、衣装を変えて登場するキャラクターもいるため、そのデザインはバラエティに富んでいます。

表情や動きなどは人形のように、キャラクターを構成するパーツの角度を変えることで表現されています。
勿論、現実の人形と違って重力やパーツの厳密な繋がりなどを無視することができるため、動きの融通は利くと思いますが、エズマー・ポッツのアゴのパーツの角度を変えることで“苦い表情”になったのは感心しました。



各幕の冒頭や終わりなどで、物語を進行するデモが入る場面があります。
デモシーンでは正に舞台演劇のような場面もあり(実際に劇場で観劇した経験は大昔に数えるほどですが)、セリフをしゃべっていない後ろや端にいるキャラクターたちもちゃんと動いて演技をしています。
本当にキャラクターアニメーションは素晴らしく、一切セリフをしゃべらないクウタロウでもその動きは雄弁で、海賊キャプテン・ギャフとピッグ将軍、シープ将軍の立ち回りは見事です。




その3へ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その3

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