黒蘭の蔵

気に入ったもの、気になったものを放り込んでおく蔵
2018/11/30(金)
前回に続いて、PSVR『Déraciné(デラシネ)』に関して、考察というほど深くはありませんが、思ったこと、感じたことをつらつらとまとめてみます。

前回、その2はコチラ

※本作は内容に関して一切の事前情報なしでプレイされることをお薦めします。
重大なネタバレも含めて記していきますので、いずれプレイする気があるという方はご注意ください。




妖精の椅子が置かれる場所をまとめておきます。


玄関

ユーリヤの言霊があります。


図書室の二階

本「ニコラスと庭園の動物誌」

11月3日にニルスの言霊


中庭の木の上

次の時間、中に栞の入った巣箱が設置


お祈りの川

ロージャの言霊、次の時間から猫じゃらし


二階の休憩室

絵葉書

11月3日にマリーの言霊


第二教室

小さな黒板

12月11日にルーリンツの言霊


礼拝堂のデッキ

マルガレータの写真、そばに校長の言霊

ルーリンツがプレイヤー妖精を怖いと思っていたことや、マリーのユーリヤに対する思いなど、彼らの心情に触れられる言霊もグッと来ますが、特に本作の物語や世界を理解する上で役に立ちそうなのは「礼拝堂のデッキ」の校長の言霊でしょうか。
おそらくはマルガレータと妖精アレクシスとの関係を示唆したセリフなのだろうと思います。





◇「Entrance」?

椅子の設置場所はそれぞれの登場人物の思い入れのある場所であることが考えられます。

玄関――ユーリヤ
図書室の二階――ニルス
中庭の木の上――ハーマン
お祈りの川――ロージャ
二階の休憩室――マリー(本当は礼拝堂の二階?)
第二教室――ルーリンツ
礼拝堂のデッキ――校長

しかしここでひとつ疑問が浮かび上がります。

この時間、10月22日はユーリヤはすでに生気を失い、その本体は医務室にいるはずであり、「玄関」の紙片を投じることはおろか、文字が書ける状態とは思えません。
精神体ユーリヤがプレイヤー妖精に対し、シチューにイタズラしたり、外へ出たみんなを助けてほしいと願う手紙を手にしていることがありましたが、それらはおそらく妖精との交信に使われるものであり、精神体ユーリヤが他の子どもたちと交わらないのと同様に物質として存在しないものではないでしょうか。

ただ、精神体ユーリヤがネコのティアを抱き上げたこともありますし、妖精がしおりを隠したり、トライアングルを届けたりするのと同じような形で物質世界に関与できるのかもしれません。
実際、黒板には、ルーリンツが読み上げ、ハーマンが書いたであろう候補として「玄関」が記されています。
また、ルーリンツが投票箱に残った最後の一枚(プレイヤー妖精が投じた2枚目)を見つけたとき「あれ、まだあるのか?」といった反応を示しました。
本来なら全部でユーリヤの分を除いた6枚であるはずが、7枚目があったことに対する驚きなのかもしれません。





◇筆跡

と、ここまで、「玄関」票はユーリヤが書いて投票したということで進めてまいりましたが、そもそも「Entrance」の文字はユーリヤのものなのでしょうか?
ユーリヤの他の手紙の筆跡と比べると、「n」や「r」の形、「t」の横棒の書き方の一部が似ているように感じますが・・・どうでしょうか?

他の人物たちの筆跡とまとめて提示しておきます。
※私個人の推測によるものもありますのでご了承ください。

ユーリヤ



ロージャ



マリー



ニルス



ハーマン



ルーリンツ



校長



マルガレータ



今回はここまで。
その4はコチラ




関連記事:
PSVR『Déraciné(デラシネ)』 クリアしたらしーね/2018年11月11日
PSVR『Déraciné(デラシネ)』 買ったらしーね/2018年11月9日
PV 『Déraciné』、『ASTRO BOT』、『MOSS』/2018年11月14日


2018年12月20日 椅子の場所・図書館の2階に「11月3日にニルスの言霊」と画像を追加。
2018年12月25日 ◇Entrance マリーの思い入れのある場所に「(本当は礼拝堂の二階?)」を追記。


 | Copyright © 黒蘭の蔵 All rights reserved. | 

 / Template by パソコン 初心者ガイド