黒蘭の蔵

気に入ったもの、気になったものを放り込んでおく蔵
2010/08/03(火)
※うっすらゲーム内容に関する記述があります。

達成率100%クリアしてきました。
ゲームオーバーは2回ほど。
1周目は難易度「ふつう」で12時間くらいでクリアしましたが、割とていねいにメモリー集めなどしていたので、そのための探索などをしなければもっと早くクリアできると思います。

初めてプレイしたとき、操作感に若干ストレスを感じました。
人は急には走れず、助走をつけないと遠くに跳べないという、リアルな挙動といえばそうなんでしょうがなかなか慣れなかったですね。
剣を手に入れると敵を攻撃できるようになりますが、その射程範囲も最初は分かりにくかったです。
こうした主人公の挙動や間合いを早めに把握して慣れる必要があります。


本作は現実世界の装置を作動させて影が投影される場所を変化させ、その影を足場にして先へ進んでいくパズル的な要素がありますが、難易度は高くなく、やや単調な感じもしました。

影の世界を移動していくということで、グラフィック上の表現が面白かったです。
一本の影の道の上でも、遠くの壁に映る主人公の影は小さくなり、手前の壁では大きくなったり、ステージによっては影が縦に長く伸びたような表現になる場所もあったりします。

現実世界の物体と影が重なって見づらくなるなど、カメラワークがちょっと気になるところもありました。
映像的な演出としては面白くて良いと思うんですが、ゲームプレイヤーとして「ジャマくさいなぁ」とつぶやくこともしばしばw


ゲームを進めていくと主人公は特定の場所で「光の体」になって、一定時間、現実世界で行動できるようになります。
「影の世界」という2次元の世界から3次元の現実世界で行動できるようになったときはちょっと感動でした。
ただし制限時間を過ぎるとダメージになってしまうため、再び影の世界に戻る必要があります。
物語上、現実世界に戻りたかったはずの少年が、影の世界へ戻るほうがまだ安心できるというのは皮肉な気もしました。
この辺のプレイヤーとしての個人的な感覚は面白かったですね。


ストーリーは「多くを語らず」といった感じで進みます。
そういった作品は好きなんですが、ちょっと語らなさすぎにも思います。
主人公が影となった理由など「メモリー」というアイテムを拾っていくことで大体は分かりますが、同伴者であるクロアゲハや塔の存在や結末などもう少し明らかにしてほしかったです。
ちなみに100%クリアでも隠し武器が使えるようになるだけのようです。

発売前から『ICO』と似た雰囲気を感じると当ブログでも書いてきましたが、実際にプレイするとそれほど似てるようには感じませんでした。
「影の塊」に追われるステージはちょっとハラハラしますけど、『影の塔』は割と親切で『ICO』の方が緊張感があった気がしますね。


やって損はないゲームだと思いますが、是非やっておくべきゲームというほどではないかな、といった印象です。


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