黒蘭の蔵

気に入ったもの、気になったものを放り込んでおく蔵
2014/08/31(日)
PS3『パペッティア』のトータル7、8回目くらいの“通し”プレイをしています。
見逃したものがないか背景チェックも念入りに行っているため、1幕に1時間ほどかかってますね。
おかげで今さらではありますが、初めて聞くセリフや演出に出会えています。



盾のチュートリアルの場面でワザと間違うとエズマー・ポッツに怒られてしまいます。
このセリフは多分、初めて聞いたような気がします。
忘れてるだけかな?



こちらは3章1幕で初めて気付いたギミック。
画像は分かりにくいかと思いますが、真ん中の木箱にドッスンのマークが描かれており、ドッスンするとジャンプ台が現れてショートカットができます。



その際ピカリナが「この場面 前にも演(や)ったし 楽させてもらおか」とメタ的なセリフを言うのですが、以前、私がツイートした「『パペッティア』次回作ではこんなナレーションがあったら」と考えていたものと近くて驚きました。


その他にもルーレットがハズレのときに聞けるピカリナのセリフなど、運良く出会えたものもありましたね。
この先もまだ見ぬ演出がないか、ギミックも見逃さないようにプレイしていこうと思います。




関連記事:
PS3『パペッティア』 紹介と感想 その1/2013年12月10日
PS3『パペッティア』 紹介と感想 その2/2013年12月11日
PS3『パペッティア』 紹介と感想 その3/2013年12月13日


2013/12/13(金)
PS3『パペッティア』の紹介と感想、第3回となります。
とりあえず3回にまとめました。
新たに思いついたことなど加筆・修正、あるいは「その4」を書くかもしれませんが、一応終了ということで。

うっすらネタバレになり得る記述が含まれるかもしれません。
ご覧になる方はご注意ください。


その1はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その1
その2はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その2



◇舞台風演出

物語はこれまで述べたように舞台演劇の形式でのデモシーンやナレーションによって描かれ、進行していきます。



デモシーンの中には、円形の舞台が回る“回り舞台”を使ったような場面変化や演出、現実の舞台ではおそらく困難であろう急激なセットチェンジや真上から見るようなアングルなどがあり、舞台風の演出とゲーム世界のデザインが融合した、単なるCGムービーとは違った仕上がりになっています。



また、ミュージカルが披露される場面もあります。
前述の通り、サボらないキャラクターと見事なアニメーション、そして歌声と音楽によるミュージカルシーンはかなり楽しかったです。
ミュージカルの不自然さのようなものを毛嫌いしている人もいるかもしれませんが、このミュージカルシーンはそういったものに対するパロディの意味も含まれているように思います。
個人的にはもう一箇所くらい見たかった気もします。

観客の存在もまた、劇場という世界観を表現するための要素となっています。
ゲームプレイ中に敵が現れると驚きの声、隠しルートなどを見つけると歓声、ボスを倒すと拍手が起こり、ヘッドアクションから発生するイベントなどにもざわついたり笑ったりと反応を返します。


◇物語、ストーリーテリング



物語の内容としては「選ばれた英雄が悪者をやっつける」という分かりやすいおとぎ話であり、クウタロウの英雄譚と言えます。
全体的に登場キャラクターによるコミカルな掛け合いが多く、また、劇中で「こないな大根(役者) 誰が連れてきたん?」などと言うように、本作が「お芝居」であることをバラすような、いわゆる“メタ”なノリや、「なんということでしょう」、「ね、簡単でしょ」といったパロディ要素もあります。

一方で、本編、ボーナスステージ内など所々、軽いブラックユーモアや皮肉めいたシニカルな表現も含まれていますが、万人向けとまでは言わないまでも、問題なく楽しめる内容だと思います。
ただ、1章クリアするごとに読めるようになる絵本の中には、ややキツめの毒が含まれているものもあるので注意したほうが良いかもしれません。

一部後述しますが、本作の特長としてナレーションによるストーリーテリングがあり、ステージを進むだけでも物語の進行や舞台の解説は勿論、やや脱線する語りが入ります。
また、ボーナスステージではそのステージデザインに沿った、うんちく混じりの幅広いジャンルの語りが展開されます。

映画、ドラマなどと異なるのは勿論、他のゲームにおけるカットシーンとも違う、ゲームプレイとストーリーテリングが同時に進行するのは、なんと言うか、可能性を感じるところです。


◇音楽、SE

BGMでは将軍撃破後のヒーロー映画風BGMや重厚なムーンベアキングのテーマ(?)、ヘッドコレクション部屋のBGMなどが印象に残っています。
逆にそれ以外の印象はいまひとつとも言えますが、聞けばステージの雰囲気とマッチしてグッとくるものもあります。

音響効果ではハサミの音やオブジェクトが切れる音、ムンピーを大量に取得する音が気持ちよかったですね。
残機99機でもムンピーは残さず拾ってました。
また、ヘッドアクションの際に固有のサウンドが流れるものも多く、スシヘッドのSEは耳に残ります。


◇音声

本作の魅力のひとつに、藤原啓治さん演じる劇場支配人ミスターGによるナレーションが挙げられます。
物語としてのナレーションは勿論、進んでいるステージに関連することを話していたかと思うと突然プライベートなことを語り出したり、ピカリナと口ゲンカを始めたりします。
真剣な口調から軽薄なトーンまで聞き応えがあり、ひと通り聞き終えるまで立ち止まることもしばしば。



前述の絵本もまた藤原さんの朗読で進んでいきます。
絵本に登場する全てのキャラクターを藤原さんが演じ分けていて、同氏のファンの方にはたまらないのではないでしょうか。

松岡由貴さん演じる関西弁のピカリナもミスターG同様、劇中でよくしゃべるキャラクターとなっており、物語の進行のほか、ステージ背景のチェックなどで様々なリアクションを返してくれます。
ミスターGとの掛け合いも楽しく、ネイティブな関西弁も相まって、非常に愛らしいキャラクターです。
フクロウをクリックしたときの悲鳴や「ほなな~」が良かった。

そのほか、何名かの声優さんが複数のキャラクターを掛け持ちで演じています。
スタッフロールを見て分かったものも多く、その演じ分けはさすがといった感じです。


◇英語版

PS3本体設定にある表示言語設定を英語(English)に変更すると、英語音声・英語字幕でプレイすることができます。



勿論、基本的なストーリーや映像表現に違いはありませんが、例えば食べ物について議論するボーナスステージ内で、ピカリナが日本語では「たこ焼き」と言っていたところが「ピザ」になっていたり、ミスターピンクの絵本ではある点に関してほのめかす文章表現が追加されているなど、一部セリフやテキストに違いがあります。
一方で「竹取物語」や「こいのぼり」に関する部分など、そのまま英語で表現されている部分もあります。

英語版のボイスアクトも見事です。
ナレーターは藤原さんのそれとは異なり風格のある声に、ピカリナはよりおてんばな女の子の雰囲気が強めの声に感じます。
ほかにも、言葉は英語ですが、スペイン語系やフランス語系、南米、東欧、中華系と思われるものなど“なまり”で特徴付けられているキャラクターたちもいて楽しかったですね。
一応、私の英語力に関して言っておくと、たまに海外映画・ドラマDVDを英語音声で見る程度で、それほど自信はなく、“なまり”なども詳しく知っているわけではありません。


◇難易度

ゲーム自体の難易度に関して、ネット上では「難しい」という声も見られたのですが、個人的にはそれほど高くは感じられず、程よいといった印象です。
初見だとレールカット中のジャンプが間に合わなかったり、ボスの攻撃を受けたりもしますが、アクションゲームに慣れている人ならそれほど難しくはないかもしれません。

空中でカット用オブジェクトにハサミを入れるタイミングや、ボス戦での攻撃パターンの見極めなどがポイントになるでしょうか。
クウタロウの残機は結構増えますし、ヘッドが手に入るタイミングも割りと多くあるので、アクションが苦手な人は、「ヘッドひとつくらい失くしてもいい」くらいの楽な姿勢で遊ぶと良いかもしれません。


◇やり込み

やり込み要素としてデクに封じ込められた子どもたちの魂の解放や、ヘッドの収集、ヘッドアクションイベントの発見、100ムンピーの獲得などがあります。
魂やヘッドは一度プレイしただけではコンプリートできないステージもあり、新たな能力が使えるようになったあと周回プレイをする必要があります。



トロフィーのコンプ条件それ自体はそれほど難しくなさそうでしたが、100ムンピーなどのある場所が分かりにくいところもあり、自力での発見は難しかったですね。
改めて記しておきますが、トロフィーコンプに2Pプレイは必須ではありません。
特定のヘッドを使うことでサポートキャラが2P操作とほぼ同様の状態になります。

繰り返しプレイは、物語の楽しさや背景チェックによるリアクションを新たに発見することなどもあり、特に苦ではありませんでした。


◇総評

全編に渡ってクリエイターのアイディアと創造性、そして遊び心が感じられ、それらを基に、しっかりと作り込まれた作品だと思います。

空中で物を切って移動するというアイディアやバラエティに富んだ舞台で、プラットフォーミングアクションゲームとして遊びやすく、活き活きとしたキャラクターたちによるにぎやかで、意外と壮大な冒険物語は楽しかったです。

『パペッティア』より優れた、遊び応えのあるプラットフォーミングアクションゲームは他にあるでしょう。
『パペッティア』よりクオリティが高く、見応えのあるフルCGアニメーションは他にあるかもしれません。
しかし、『パペッティア』のようなデジタルエンターテイメント作品は他にないと言わせていただきます。

「ゲームが好き」、「趣味のひとつがゲームである」という方には是非、購入していただきたいですね。
初週販売本数は芳しいものではなかったようですが、こういった意欲的でしっかりと作り込まれた新規IPが正当に評価され、代価が支払われるゲーム市場であることを切に願います。


◇蛇足

本作のゲーム部分に対して、伝統的なテレビゲームの文法を現在の技術で表現したもののように感じました。

ファミコン時代のゲームでは特定のポイントでジャンプをしたりするとボーナス得点が入ったり、ブロックを叩くとツルが伸びて雲の上のボーナスステージへ行けるものなどがあります。
それが本作におけるヘッドアクションとそのリアクションとなる演出に当たるように思います。

また、ボタン入力に対して画面からの反応があることが、コンピューターゲームの根源的な楽しさのひとつとしてあると思いますが、それもまたパートナーキャラクターによる背景チェックからちょっとしたイベントが発生するところに、その楽しさを感じたように思います。

『パペッティア』のそれらの演出はかつてのゲームと比べれば豪華で、すべて異なったものが用意されているという贅沢さもありますが、根源は伝統的なアクションゲームにつながっているように感じました。


その1へ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その1
その2へ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その2


2014年8月19日 記事を一部修正、追記、画像追加。

2013/12/11(水)
PS3『パペッティア』の紹介と感想、第2回となります。
2回に収まりませんでした。

うっすらネタバレになり得る記述や画像が含まれるかもしれません。
ご覧になる方はご注意ください。


その1はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その1
その3はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その3



◇ヘッド、ヘッドアクション

人形であるクウタロウはゲーム中で様々なヘッド(頭部)を手に入れ、最大3つまで保持することができます。
ヘッドはヘッドポットと呼ばれるツボや特定のオブジェクト、キャラクターなどをサポートキャラで調べたり、ボス戦を進行、クリアすることなどで出現し、それをクウタロウが拾うことで装着します。
3つ保持している場合は現在装着しているヘッドと入れ替わるため、残しておきたいヘッドがあれば事前に方向キーの左右で他のものに切り替えておく必要もあります。
ヘッドポット等から出現するヘッドはそれまでに入手したものに限られます。



ヘッドはライフとしての役割を果たします。
敵の攻撃や障害物などでダメージを受けるとヘッドは外れてしまいますが、約3秒以内に拾うと再び保持することができます。
外れたヘッドが画面外や穴に落ちたり、時間内に拾うことができずに壊れてしまうと無くなってしまい、3つ全てのヘッドを失ってしまうとクウタロウが1機(?)消滅となりますが、残機(?)があると直前のチェックポイントで復活して再開できます。
残機はムンピーを100個集めることで1機増やすことができます。
残機がないとゲームオーバーとなりますが、ムンピーは十分すぎるほど手に入るので、その心配はまず無いと思います。



ヘッドは全部で100種類あり、方向キーの下を押すことでそれぞれヘッドアクションという2、3秒ほどの固有のアニメーションが見られます。
ステージ内の特定の場所で指定されたヘッドのアクションを行うことで、ボーナスステージへ行けたり、ムンピーやヘッドが当たるルーレットが出てきたり、大量のムンピーを獲得、ボス戦のショートカット(短縮)ができるなど、特別な演出が発生します。

指定の場所で必要なヘッドを持っていなかったり、それ以前に取得していない場合、イベントを見たりトロフィー獲得のためには同じステージを再挑戦することもあるかもしれません。
直前に必要なヘッドが出てくることも多く、イベントを発生させたことの無いヘッドを残しておくと効率的でしょうか。
本編を1周クリアすると全てのヘッドアクションの代用ができるクウタロウヘッドが使えるようになるので、とりあえずクリアするのもいいかもしれません。
ただし他のヘッド同様、出現はランダムになりますが。
1周クリアすると好きなヘッドが持っていけるシステムがあると楽だったかもしれませんね。
ちなみにスタートメニューのヘッドコレクションに未取得のヘッドを手に入れるヒントが書かれています。

ヘッドアクションで発生するイベントには、そのときだけ登場するキャラクターやアニメーションが用意されている演出も多く、また前述の通り、100種類すべてのヘッドアクションが用意されていることから、ここでもやはりそのアイディアと作り込みに感嘆します。


◇ヒーローヘッド――盾、爆弾、フック、ドッスン



100種類のヘッドのほかにヒーローヘッドというものがあり、物語が進むごとに新たな能力が使えるようになります。
ヒーローヘッドは常に所持している状態で、切り替える必要はありません。

最初に使えるようになる盾はL1ボタンを押している間、連続で3回まで敵の攻撃を防いだり、あるいは弾などをはね返したりすることができます。
盾をしまう(L1ボタンをはなす)ことで防ぐ回数が回復します。



続いてボタンで爆弾を投げることができるようになります。
ザコ敵・デクに投げつけて攻撃することができるほか、ステージにある爆弾の印がついているオブジェクトを破壊することもできます。
通常デクを倒すには何度かカリバスで切る必要がありますが、爆弾だと1発で、集団でいる場合はまとめて倒すことができます。

さらにボタンでチェーン付きフックを伸ばすことができるようになり、デクやステージ内にあるフックに引っかけて引き寄せることができます。
引き寄せたデクは気絶状態になり、カリバスで1度切るだけで倒せます。



そしてR1ボタンで重いものをつかんで動かせたり、ジャンプして逆さまに頭突きをする、通称ドッスンができるようになります。
ドッスンはデクに当てることで一撃で倒せるほか、地面を揺らすことで近くにいるデクを気絶状態にすることができます。
また、ドッスンのマーク(ヒーローヘッドのひとつ、レスラーヘッドの顔)のあるスイッチや地面に当てることで道が開いたりもします。

戦闘だけでなくステージでも、これらの能力を使って道を切り開く場面があり、なかなか楽しかったですね。


◇ボス戦

各ステージの最後には大きな布の魔物ボロやクラーケンなどの巨大な敵、そしてムーンベアキングの部下の将軍たちとのボス戦があります。

戦闘は敵の攻撃を見極めつつ回避し、必要な能力で反撃してダメージを与える、といったことを繰り返します。
ボスの攻撃パターンを観察することが重要になりますが、例えば攻撃を回避するのに失敗した場合、再び同じチャンスが訪れるまでやや間が空く場合もあり、人によっては焦れったく感じるかもしれません。



ボス戦の中にはトドメの際に、画面に表示されるボタンを瞬時に押すクイックタイムイベント(QTE)が発生するものがあり、回避の×、攻撃の、ヒーローヘッドアクションが使えるようになると、爆弾の、フックの、力技のR1の入力が求められます。



トドメになるとクウタロウのカリバスが炎を帯びるという合図があり、プレイヤー自らQTEに入ることになるので、それほど慌てることは少ないと思います。
ヒーローヘッドアクションの入力が求められる直前にはクウタロウのヘッドが各ヒーローヘッドに変わっていたりするのもヒントになり、また、ボタン入力の受け付け時間も他のゲームのQTEと比べると若干の余裕があるように感じました。


◇キャラクター、アニメーション



登場するキャラクターは全て、木や布、金属などで人工的に造形されたような人形の姿でデザインされています。
クウタロウやピカリナのような小さな木の人形、月の魔女エズマー・ポッツやタイガー将軍などの大きな木の人形、ブル将軍やホース将軍のような金属でできたような人形、デクやムーンベアキングなどのぬいぐるみ、さらには海神ポセイドンのねぷた(ねぶた)のようなもののほか、衣装を変えて登場するキャラクターもいるため、そのデザインはバラエティに富んでいます。

表情や動きなどは人形のように、キャラクターを構成するパーツの角度を変えることで表現されています。
勿論、現実の人形と違って重力やパーツの厳密な繋がりなどを無視することができるため、動きの融通は利くと思いますが、エズマー・ポッツのアゴのパーツの角度を変えることで“苦い表情”になったのは感心しました。



各幕の冒頭や終わりなどで、物語を進行するデモが入る場面があります。
デモシーンでは正に舞台演劇のような場面もあり(実際に劇場で観劇した経験は大昔に数えるほどですが)、セリフをしゃべっていない後ろや端にいるキャラクターたちもちゃんと動いて演技をしています。
本当にキャラクターアニメーションは素晴らしく、一切セリフをしゃべらないクウタロウでもその動きは雄弁で、海賊キャプテン・ギャフとピッグ将軍、シープ将軍の立ち回りは見事です。




その3へ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その3

2013/12/10(火)
発売、購入、クリアからだいぶ時間が経ってしまいましたが、12月12日には『パペッティア』がセットになったPS3本体パックが発売されるということで、同タイトルの紹介と感想を。
伝えたいことが多すぎるため、何回かに分けてお送りします。

本作はトータルで5周以上ほどプレイ、トロフィーは一部、攻略情報を参考にしつつコンプリート、アクションゲームはそこそこできる方。
そんな人の一人プレイでの感想になります。
かなり惚れ込んだ作品ですので多少、割り引いて読んでいただいてもかまいません(笑

うっすらネタバレになり得る記述や画像が含まれるかもしれません。
ご覧になる方はご注意ください。


その2はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その2
その3はコチラ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その3





『パペッティア』は木の人形に魂を封じ込められた地球の少年クウタロウを主人公に、魔法のハサミ「カリバス」や、盾、爆弾などといった特殊能力を駆使しながら、月の平和を取り戻すため、暴君・ムーンベアキング打倒を目指すプラットフォーミング(移動)アクションゲーム。


◇ステージ構成

ゲームシステムとしてはいわゆる2Dスタイルのアクションゲームで、ステージを横に、時に縦に進み、障害物をかわし、デクと呼ばれるザコ敵を倒しながら進み、最後にステージボスを倒すことでステージクリアとなります。

ステージは、全7章で各章3幕構成の全21ステージ。
私の初回プレイで費やした時間は、各幕(1ステージ)クリアするのに30分前後はかかっており、1周目クリアするのに13時間くらいはかかったでしょうか。
1ステージクリアに30分というのは長く感じられるかもしれませんが、ポーズメニューからタイトルやスタートメニューに戻ることでオートセーブが入り、中断することができます。
ただし再開は直前のチェックポイントからスタートとなります。


◇ステージデザイン

本作『パペッティア』におけるクウタロウの冒険は魔法劇場で上演されている演目という設定になっており、ステージには板に絵を描いた“書き割り”の背景やロープで吊り下げられた雲(の書き割り)、布や紙ふぶきによる水の表現など、手作り感のある舞台セットが配置されています。
また、あくまで劇場内の舞台上のセットが動いているということを表すため、クウタロウがステージを進むのに合わせて、所々に見える歯車が回っていたり、場面転換やクウタロウの移動によって舞台上の布や額に入れられた絵などが揺れるといった表現があったりして、なかなか芸が細かいと感じました。



ゲームステージは2Dアクションにあるような左から右(あるいは右から左)へ移動するものや、上へと上っていくもののほか、円筒形のステージをらせん状に進んでいくステージなどがあります。
また、ステージの中には特定の乗り物に乗って強制スクロールするものや、下から追いつかれると1ミスになる敵やクリーム、砂などが迫ってくる時間制限的なものもあります。

ステージのデザインは城の中や外、竹林、沼、水中、船上、砂漠、墓場、龍の背中、宇宙など、バラエティ豊か。
さらに各ステージにはボーナスステージもあり、クモやクラゲの上を飛び跳ねたり、牢屋から脱獄したり、サーカスのライオンから逃げたり、ジンジャーブレッドマンをカットしたり、UFOのアブダクションに抵抗したりと、全21ステージそれぞれに異なるデザインとなっています。



これらステージデザインを振り返るだけでも相当な作り込みを感じます。


◇魔法のハサミ・カリバス

本作での特徴的なプラットフォーミング(移動)要素として魔法のハサミ「カリバス」を使った移動方法があります。
ステージにはハサミで切ることのできるカット用オブジェクトが配置されており、足場が途切れている場所でも宙に浮いているカット用オブジェクトを切り続けることで目的の足場に到達することができます。
カットを途中でやめるとそのまま落下してしまいますし、カット用オブジェクトが無くなると当然それ以上は進めなくなりますが、時間で復活するので何度でも切り直すことができます。



ステージが進むと新たにブーストカットと呼ばれる技が使えるようになります。
空中で何かをカットした際、ハサミに炎のエフェクトが発生した瞬間にタイミングよくボタンを押すことで一気に、勢い良く切り進むことができます。



カット用オブジェクトの中には既に切るためのラインが引いてあるものがあり、そこに一度ハサミを入れると自動で切り進んでいくレールカットが発生します。
レールカット中はボタンを連打することでスピードを上げることができ、途中にある障害物などは×ボタンでジャンプしてかわすことができます。


◇サポートキャラ

主人公クウタロウの冒険には、第1章ではインヤン、2章以降はピカリナというサポートキャラが同行しています。
サポートキャラは2人プレイの場合には2つ目のコントローラーで操作することができますし、一人プレイの場合は右スティックで動かすことができます。
一人プレイでやり込む場合、クウタロウとサポキャラをほぼ同時に操作するような場面も一部ありますが、基本的には交互に操作しながら進められると思います。

サポートキャラはステージに配置してあるキャラクターやオブジェクト、背景などを調べることができます。
調べたものによってムンピーと呼ばれるアイテムやヘッド(後述)が出てきたり、ちょっとしたイベントが発生し、サポートキャラが一言二言セリフを返す場合もあります。
様々なものに反応が用意されているため、たびたび立ち止まっては画面内をサポキャラでチェックしていました。



2人プレイ時のサポートキャラは、ステージ上のトゲなどの障害物やその他ダメージを受けるようなギミックを排除することができたり、クウタロウの代わりにムンピーを拾ったり、ボス戦での攻撃を防ぐことができるなど、一人プレイでのそれより強力になっています。
ちなみに一人プレイでも特定のヘッドを使うことで、サポートキャラを2P使用時と同じような状態にすることができます。


その2へ⇒PS3『パペッティア』 紹介と感想 その2

2013/12/08(日)
2013年12月3日から2014年1月13日までの期間、PlayStationストアにて8種のPS3用オリジナルカスタムテーマ(壁紙等)が販売。
それぞれ100円から3000円までの5つの購入額からユーザーが選んで購入することができ、その売り上げは寄付されるというチャリティ・プログラムとなっています。



『パペッティア』のテーマを300円で購入。
アイコンや選択・決定・キャンセル音もゲームに関係するものに変更されます。





そして『ロコロコ』と『グラビティデイズ』をそれぞれ100円で購入しました。
勿論こちらもアイコンとサウンドも変更されます。

思っていた以上に良いカンジだったので100円は安すぎたかなとも思ってますw


2013年12月5日から2014年1月8日まで配信予定のPS3『パペッティア』リハーサル版・高橋名人ヘッドver.もダウンロードしてみました。



基本はリハーサル版と同内容ですが以前「電人☆ゲッチャ!」で公開されたとおり、ヘッドが高橋名人をモチーフにしたものになりヘッドアクションも作成、藤原啓治さんによるナレーションの一部も新規に収録されています。
同じく「ゲッチャ」で公開されたPVにあった「パペッティア」と「電人☆ゲッチャ!」のコラボ垂れ幕も見ることができます。
それ以外には特に新しいものはなさそうでしたね。

最後には「ゲッチャ」の放送時間が宣伝されていましたが、一応、本編の1章1幕がプレイできる別の体験版が配信されていることもアナウンスしておいたほうが良かったのではないかなとも思います。




関連記事:
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